【あ行】〔児童文学・絵本〕
■愛の笛 (絵本)
ポール・ゴーブル 文・絵 北山耕平訳
1993 215×235oハードカバー 32頁 【対象:幼児以上】河出書房新社
狩りをしたりすることには勇敢な少年も、恋する人を前には胸が高鳴り、なにも言えなくなってしまい
苦しんでいると、大きな何かの力により導かれ、笛を手に入れます。それを吹くことによって相手に気持ちを伝わり、
恋が叶うという、インディアンフルートに関する言い伝えです。
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■明日はどの道を行こう
Judith St.George 著 杉本理恵子訳 2000年8月初版 46判 164p グリーンアロー出版社
1805年探検隊とともに未開のアメリカ大陸を横断する旅を為し遂げたひとりのインディアン少女がいた。
少女の名はサカジャウィア。探検から約200年を経たこの春、彼女は新しく発刊された米1ドル硬貨の
肖像になった。本書は8000キロに及んだ探検と、それをサポートした彼女の物語である。
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■アシハヤ イロコイ・インディアンに残された物語 東の巻
北山 耕平,菊地 慶矩 著 ハードカバー 49p 18×13cm (2002/02/01) ビイング・ネット・プレス
大人になる前に、大人になる時に、聞かされるお話です
大人になるってどういうことか、考えたことがありますか? 今の日本のような文化のなかでは、誰もそのことを教えてはくれません。
だからわたしはネイテイブ・アメリカン(「インディアン」と呼ばれた人たち)に残されていた、大人になるときに聞かされた話を、
みんなと分けあいたいと思っています。伝統的な社会では、たいてい10才から15才ぐらいまでに、こういう話を聞かされて、
大人になるための準備を整えていくのです。〔北山耕平amazonレビューより〕
この他に同シリーズの本があります
■ますらお
■鷹と少年
■星の少年
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■アメリカ・インディアン アメリカ古典文庫14
平野 孝=訳 本間長世=解説 1977年/1955年5刷 ハードカバー函入 19.5cm 305p 研究社
『涙の道』から『レッド・パワー』へ! 白人によるインディアンへの裏切りと悪行を糾弾、
合衆国政府のインディアン政策を激しく告発したヘレン・ジャクソン『恥ずべき一世紀』をはじめ、
独立期より現代に至る多彩な史料を通して、白人=インディアン関係の歴史を再検討するユニークな選集。
(本書オビ文)
『セネカ族の2酋長によるインディアン語録』『数奇なインディアン捕虜生活』
『ティペカヌーの戦闘』『西部のインディアン戦争』など収録。12回日本翻訳出版文化賞受賞
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■アメリカの空へ 大探検を助けた少女、サカジャウェア
ケネス・トーマス 著 西江雅之 監修 加原奈穂子 訳 2000年刊 タテ19.5cmハードカバー 222p 出窓社
1805年春、16歳の少女は、生まれたばかりの赤ん坊を背負い、史上名高いルイスとクラーク
探検隊の一員として、壮大な旅に出発しました。それは、ミズーリ川の源流を遡り、ロッキー山脈を
越え、太平洋へと向かう21か月にも及ぶ苦難の旅でした。そして、この大探検の成功に、サカジャウェア
は計り知れない貢献をしたのです。アメリカ合衆国は、少女の知恵と勇気をたたえ、2000年発行の
新1ドルコインの象徴としました。(本書カバーの文より)
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■アンパオ sold(版元品切)
ジュマーク・ハイウォーター作 金原瑞人訳 フリッツ・ショルダー絵 1998年 19.5cm ベネッセ
ぼくの母はぼくを生んだ、ああ、雨雲の中で、ああ、雨といっしょに泣けるよう、ああ、
雲といっしょにくるまれるよう……
ものいう動物やさまざまなものの霊に満ちた世界を旅する若者の……不思議な物語…… (本書オビ文)
■イシ 二つの世界に生きたインディアンの物語
シオドーラ クローバー(著), Theodora Kroeber(原著), 中野 好夫(翻訳), 中村 妙子(翻訳)
1977年 210x148cm ハードカバー 283p 岩波書店
カリフォルニア・インディアンの一部族、ヤヒ族最後の一人となったイシと呼ぶ実在人物の一生。数奇なこの主人公の一生を描くとともに、
どうして彼等インディアンたちが次々と追いつめられては亡んでいかなければならなかったか、また彼等が最後まで守りつづけていた
原始生活の姿についても、実に生き生きと語っている。小学6年、中学以上。(「BOOK」データベースより) 【物語】
現在、ハードカバーの書籍は売り切れで、文庫本のみの発刊のようです。
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■インディアン・ジョー
フェンスポスト年代記
W.P.キンセラ著 永井淳(ながい・じゅん)訳
1995年刊 20cm 298p (小説) 文芸春秋
すっとぼけて、大ボラ吹きのインディアン「フェンスポスト」を中心に繰り広げられる、居留地の大ボケ
すったもんだ。白人と権威をおちょくる「本を読む」たった一人の男の爆笑短編集。(図書館流通センター紹介文より)
(キンセラ9カナダ生まれ。著書に映画「フィールド・オブ・ドリームス」の原作「シューレス・ジョー」
「アイオワ野球連盟」など。
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■掟を破った鳥娘の話
ヴェルマ・ウォーリス著 亀井よし子訳
2000年刊 タテ19.5cm 216p 草思社
遠い昔のアラスカ、ある部族に狩りの好きな男勝りの少女がいた。少女は狩猟の技である鳥の
鳴きまねが得意で、皆に<鳥の娘>と呼ばれていた。娘は、いつまでも自由でいたい、結婚
なんてしたくないと、掟を破って故郷を飛び出す。しかし自由なサバイバル生活を楽しんで
いたのもつかの間、敵の部族に捕らえられ、奴隷にされてしまう。奴隷の屈辱、レイプ、孤独な
出産、仲間の虐殺。悲しみを乗り越えて復讐を誓う娘は、敵を皆殺しにして逃亡するが……
極北の大地を舞台に繰り広げられる試練と再生の物語。(本書カバー紹介文より)
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【か行】
■カチーナの石 (小説) 〔出版社品切で再入荷しません〕
戸井十月 作 中村鈴子 絵 1996年刊 21.7cmハードカバー 【小学上級〜】 講談社
夏休みに、まだ一度も顔をあわせたことがないおじいちゃんに会いに、サトルはお父さんとともにロスアンゼルスへ
出かけます。そして初対面のおじいちゃんとふたり、アメリカインディアン・ホピ族の村をめざして
1800キロの旅に。「命」とは何かを知ります…。
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■カラスとイタチ (絵本)
バリー・ロペス作 トム・ポート絵 金原瑞人訳
1993 280×235oハードカバー 64p【小学校高学年以上】 アスラン書房
遥か昔、人と動物の垣根がなく、人が動物で、動物が人だったころ、人と動物が自由に話のできたころ……
二人のインディアンの若者…カラスとイタチ…が、一族の誰もが行ったことのない、遠い北の地を目指して
旅たちました。幾多の苦難をのりこえたふたりは、ツンドラの果てで、イヌイットの人々との、
驚きの出会いを経験します。ふたりは、旅を通して、自然について、自分自身とお互いについて学びます。
そして、未知の世界に触れ、生きることの意味を悟り、経験から得た『知恵』を共有して、戻ってきます。
(本書カバー文より)
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■川はよみがえる (絵本)
リン・チェリー作 みらい なな訳
1996 235×285oハードカバー 32p【小学校低学年以上】 童話屋
とうとうと流れる清く澄んだナシア川のほとりでインディアンたちは幸せな暮らしを
営んでいました。ところが白人たちがやってきて…。汚染され、ゆっくり死んでいった川が、
また再生されるまでの本当にあったお話。(bk1紹介文より)
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■儀式 (小説)
レスリー・M・シルコワ 著 荒このみ 訳 1998年刊 15.2cm 文庫本ソフトカバー 講談社文芸文庫
戦争後遺症のラグーナ・プエブロ族の混血の青年テイヨの心身は軍の病院でも治療できない。
頼みの部族伝統の儀式。メディシン・マンのベトニー老人は治療の“新しい儀式”と
砂絵を示す。自然の知恵、愛、自己の認識。口承文学の香り高き寓話と詩を自在にとり入れつつ、
第2次世界大戦後の「アメリカ・インディアン」の若者たちの厳しい現実を描出。ネイティブ・アメリカン
文学の旗手シルコワの物語世界。(本書カバーの紹介文より)
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■グラス・ダンサー アーネスト・ヘミングウェイ賞受賞
スーザン・パワー著 小沢瑞穂訳(小説)1996年刊 A5判ハードカバー めるくまーる
世界10数か国で翻訳出版新進スー族女性作家の幻想物語。
翻訳しながら感動し、どんどん仕事が進んで最後は終わるのが惜しくなるような小説に出会う
チャンスはめったにない。本書は、ストーリーのおもしろさ以上に読む者のこころをわしづかみにする
ような力を秘めている。
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■グランドファーザー
トム・ブラウン・ジュニア 飛田妙子訳 1998年発刊 徳間書店
これは「文明」という混沌から離れて自由に放浪した一人のアメリカ先住民の信じられない話である。
彼の知恵は様々な哲学や多くの人々や民族や宗教がみごとに統合されたものである。いま、
トムブラウンジュニアは彼の敬愛する師「グランドファーザー」の洞察力、すなわち私たちすべての
中に生きる、永遠の精霊に語りかける洞察力を分け与えてくれる。
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■コヨーテ老人とともに―アメリカインディアンの旅物語 福音館文庫 (F-12)
ジェイム・デ・アングロ 作・画 山尾三省 訳 福音館書店
幼いキツネ坊やが旅をしながらさまざまな経験をつみ、成長していく旅物語。先住民の文化に深い共感を抱く言語学者による、昔話が豊富に組み込まれた独特の魅力を持つ世界です。(版元紹介文)
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■コヨーテを愛した少女
アメリカ・インディアンの12の物語 (絵本)
ナンシー・ウッド作 寮 美千子訳 ダイアナ・フライヤー画 1997年 54p 【対象:一般】 パロル舎
ここにある12の物語は、インディアンたちが決して手放すことのなかった、心の中の神聖な場所からやってきました。
それは絵空事ではなくて、かれらにとってはほんとうのことです。わたしたちは、それを理解するにはあまりに
遠くにきてしまったかもしれません。けれど、わたしたちも遠いかれらの兄弟のひとり。
かつては、大地からの収穫を神からの贈り物として感謝して受けとる民族でした。きっと、心のどこかで響きあうことが
できるはずです。(本書オビ文より)
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【さ行】
■ジェロニモ (小説)
フォレスト・カーター著 和田穹男訳 1995年刊 B6ハードカバー 363頁 めるくまーる
「リトル・トリー」のフォレスト・カーターが描く、ネイティブ・アメリカン・ハードボイルド
48歳で作家デビューしたのち、4作品を残して急逝した、彼の最後の作品です。
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【た行】
■大地のうさぎたち (絵本)
バージニア・グロスマン作 シルビア・ロング画 ぬくみ ちほ訳
1997年刊 B5ハードカバー 32頁 【対象:幼児以上】 パロル舎
乾いた風、砂漠の匂い、まぶしい光。すべては大地の恵みからくる。時を越え守り伝えた
インディアンたちの原風景。かわいい子うさぎたちが、色鮮やな衣装をまとい、軽妙な
かぞえうたにのせて、10の部族の暮らしを紹介する。(bk1紹介文より)
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■太陽へとぶ矢 インディアンにつたわるおはなし(絵本)
ジェラルド・マクダーモット作 神宮輝夫訳
1975年刊 2000年32刷 25×28.5 ハードカバー 42頁 【4歳から】 ほるぷ出版
昔、太陽の神が、いのちの力を一本の矢にかえ、大地に向けてとばしました。矢はある村のひとり
娘にあたりました。いのちの矢を受けた娘は男の子を生みました。男の子はすくすくと育ちましたが、
子供たちから「おやなし子」といじめられます。男の子はお父さんをさがしに出かけ、ある矢づくり
の老人に会いました。老人は男の子が太陽の神の子だとわかり、男の子を一本の矢にかえて太陽に
向けてとばしたのです……。
アメリカのプエブロインディアンの神話をテーマにして描き上げた、現代的センスあふれた
作品です。子供たちだけでなく、大人の心もしっかりととらえる魅力にみちています。
1975年度アメリカで権威のある、カルデコット賞受賞。(本書カバー文より)
絵がとっても素敵です。
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■父は空 母は大地 (絵本)
寮 美千子 編・訳 篠崎正喜 画 1995 A5ハードカバー 40頁 【対象:一般】パロル舎
1854年アメリカのピアス大統領はインディアンたちの土地を買収し、居留地を与えると申し
出た。1855年インディアンの首長シアトルはこの条約に署名。本書はシアトル首長が大統領に
宛てた手紙。(bk1紹介文より)
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■
父は空 母は大地 (対訳版)
寮 美千子(翻訳) (2002/11) 63p 19x13cm パロル舎
1854年アメリカのピアス大統領はインディアンの土地を買収し、居留地を与えると申し出た。翌年インディアンの首長シアトルはこの条約に署名。
その時首長が大統領に宛てた手紙。95年に絵本版も刊行されている。英文併記。(「MARC」データベースより)
類書に「どうやって空気を売るというのか」
「ブラザーイーグル、シスタースカイ」があります。
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■とうもろこしおばあさん アメリカン・インディアン民話 (絵本)
秋野亥左牟(あきの・いさむ)画 秋野和子(あきの・かずこ)再話
1996年刊 20×27cm 31p (絵本)【対象:小初以上】福音館書店
やさしいインディアンの若者はおばあさんをテントにとめてあげました。あばあさんはお礼に、
とてもおいしいパンを焼いてくれました。それはトウモロコシのパンでした。若者がどうすれば手
に入るのかと尋ねると……。再刊。
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■どうやって空気を売るというのか? sold (絵本)
アメリカ・インディアンのスピーチ(絶版)
北山耕平訳 田口富士雄絵 1996年刊 B5横 32p (絵本)【対象:小、中】 新宿書房
1942年、コロンブスがその大陸にやってきた。ヨーロッパから来た人はそこをアメリカ大陸と呼び、
そこに暮らしていた人々は「インディアン」と呼ばれた。以来、アメリカ・インディアンは「土地を売っ
て欲しい」と要求され続け、「土地は売ることが出来ない」と応え続けた。その結果、法律と軍隊とで脅
かされ、挑発され、武力によってその土地を追われている。彼らはすぐれた語りの文化を持っており、
折にふれスピーチした。要求された土地を、母なる大地、売り買いするするものではないと語った。
当時、これら美しい言葉のもつ本当の意味は理解されなかった。これは、今から100年以上前、
合衆国政府役人になされたスピーチの一つである(前書きより)
【な行】
■ナヤ・ヌキ
大草原を逃げ帰った少女
ケネス・トーマス著 浜野安弘監修 おびかゆうこ訳 1999年 19.5cm 182p 出窓舎
とらわれた敵部族の村を脱出し、1600キロも離れた故郷をめざす11歳の少女は、地形や星で故郷の位置を知り
、バッファローや灰色熊から身を守り、自然の中から巧みに食料を探し出し、40日におよぶ危険なたびを
成し遂げる。また、ナヤ・ヌキといっしょに捕らわれ、別れ別れになった親友、サカジャウィアとの4年後の劇的な
再会は、アメリカ西部開拓史を彩る感動的なエピソードである。1986年ワイオミング州児童文学賞受賞をはじめ
全米各州で大好評のシリーズ、第2弾。(本書オビ文より)
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【は行】
■パスキ・ナナ
ケネス・トーマスマ著 浜野安宏監修 おびかゆうこ訳 1999年刊 19.5cm 178p 出窓社
クーテナイ族の少女パスキ・ナナは、いつも失敗ばかりしてふさぎ込んでいた。ある時、
少女は自分を変えようと決意し、森の中へ守護精霊を探しに行く。そこには、彼女の運命を
大きく変える事件が待ち受けていた。危機迫る処女の逃亡の、森の湖で暮らすオオハクチョウや
カワウソの姿がひとときの安らぎを与えてくれる感動の物語。1993年ワイオミング州
児童文学賞受賞をはじめ、全米各州で大好評のシリーズ
「モホ・ワット」
「ナヤ・ヌキ」
に次ぐ第3弾。
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■ふたりの老女
ヴェルマ・ウォーリス著 亀井よし子訳 1995年刊 98年8刷 18cm 190p 草思社
それはある寒さの厳しい冬、人々は老女ふたりをおき去りにした。そしてふたりの必死の旅が
はじまった。古老の知恵と教えを語りつぐ、アラスカ・インディアンの伝説。
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■ブラザー イーグル、シスター スカイ ―酋長シアトルからのメッセージ
スーザン・ジェファーズ, 徳岡 久生, 中西 敏夫 1996/11刊 32p JULA出版局
1854年、アメリカ政府はアメリカ・インディアンとの戦いの末、インディアンの土地を買い取り、その代わり居留地を与えると申し出に、
これ以上の抵抗は無益だと考えたシアトル首長は、ワシントン准州のインディアン担当官スティーブンス長官を前に、土地への強い思いを演説した。
これは、そのその内容を絵本化したものです。このほか、同じお話の出版物に、「どうやって空気を売るというのか」「父は空、母は大地」があります。
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■星の少年 シャイアン・インディアンに残された物語 西の巻
北山 耕平, 菊地 慶矩(作画) ハードカバー 48p 18x13cm (2002/03/01) ビイング・ネット・プレス
一人前になるってどういうこと?
大人になるためには、大人になる過程で得たものを自分の属する家族や共同社会になんらかのかたちでお返しをしなくてはならないという
メッセージがこのお話にはこめられています。一人前の地球に生きる人間として、彼方はなにをみんなと分けあうことが出きるでしょうか?
(著者 北山耕平氏)
北部大平原でバッファローを獲物とする狩猟民シャイアン・インディアンに残された物語。
天上の空の国(スカイ・ランド)で星と人間の間に生まれ、地上に降りてヒバリに育てられたスター・ボーイが、
母の故郷で老婆に導かれながら一族が生きていくために必要なものを手に入れるため、
さまざまな化け物と勇敢に戦いながら大人へと成長する物語。
この他に同シリーズの本があります
■ますらお
■鷹と少年
■アシハヤ
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【ま行】
■ますらお クリンギット・インディアンに残された物語 北の巻
北山 耕平, 菊地 慶矩(作画) ハードカバー 48p 18x13cm (2002/05/01) ビイング・ネット・プレス
ほんとうの強さについて考える
クリンギット一族は、ネイティブ・アメリカンのなかでも「日本人」ととてもよく似ている人たちです。大昔の日本列島のことを考えるのにふさわしい文化を持ち続けています。
彼らに残されていた「ほんとうに力のある人間」についての物語を読むと、わたしたち日本人が失ってしまったものについて考えさせられます。力があること、強いことというのは、
暴力的であるというのとはまったく違うのです。大人になる前に、大人になる時に、まだ心が柔らかいうちに、どうかそのことを考えてみてください。(著者amazonレビューより)
この他に同シリーズの本があります
■鷲と少年
■星の少年
■アシハヤ
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■ムースの大だいこ カナダ・インディアンのおはなし(絵本)
秋野亥左牟(あきの・いさむ)画 秋野和子(あきの・かずこ)再話
1996年刊 20×27cm 32p (絵本)【対象:小初】 福音館書店
黒の絵の中に、炎だけ赤色で描かれた絵本です。長い間獲物が捕れなく、保存している食料も底をつき、
酋長たちが集まって話しても、どうすることもできなく、森に住むメディスンマンに相談に行きます。
獲物をとって食料とし、その獲物たちに感謝し、生きることを教える、カナダインディアンのおはなし。
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■モヒカン族の最後 世界の冒険文学22
J・F・クーパー原作 戸井十月=文 19.5cm 1274p 対象:児童〜 講談社
18世紀中ごろの、独立前のアメリカ。イギリスとフランスがくりひろげる植民地戦争は、
先住民であるインディアンたちも巻き込み、さまざまな悲劇を生みだした。復讐を誓う
ヒューロン族の男に連れ去られたイギリス軍指揮官の娘たちを、モヒカン族の若き族長は
救えるのか? ――美しい原野を舞台に描かれる、アメリカとインディアンの悲惨な歴史。
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■モホ・ワット 少女を救った少年の物語
ケニス・トーマス著 浜野安宏監修 おびかゆうこ訳 (小説)19.5cm 178p 出窓社
18世紀、アメリカ西部の大平原は、まだ白人の姿はなく、インディアンたちが部族語との狩猟
生活を営んでいた。狩りで片手を失ったショショニ族の少年は、知恵と勇気で、敵部族に捕らえられた
少女をたった一人で救い出す。敵の追跡を逃れ、少年たちは家族のまつ遠い故郷の山をめざし
命がけの旅をする。生死の境に追いつめられるたびに必死に生きようとする子供たちの姿が、
強く胸をうつ。1997年度ワイオミング州児童文学賞受賞をはじめ、全米各州で大好評の書、
待望の邦訳。(本書オビ文より)
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【や行】
■夜明けの少年
ナバホ少年の神話世界への旅
ローラ・アダムズ・アーマー 和田たかお+アキコ・フリッド訳 1998年発刊 めるくまーる
<ニューベリー賞受賞作>
「トルコ石の女」の伝説に誘われ荒野の少年は西の海をめざして冒険の旅にでた。
すきとおった心にこそ見えてくる、インディアンの美しい道。
【ナバホの民の日々の暮らしには、歌があり踊りがあり、感謝があり癒しがある。
自然の万物と霊を分かち合う人々の、おおらかな調和がある。】
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【ら行】
■リトル・トリー(小説)〔ロングセラー書〕
フォレスト・カーター著 和田穹男訳 1991年初版 1999年68刷 B6ハードカバー 355頁 めるくまーる
久しぶりに感動だった。それも心の底の底からの。山から噴き出す清冽な湧水に身体から
心まで洗われた気がした。読み終わってすぐさま電話をとり、出版社に電話して20部注文した。
愛する人々に配りたかったからだ。(倉本 聰・本書オビのコメント)
【ハードカバーで、豪華な装丁ですので、プレゼントなどに、是非ご利用下さい】
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■リトル・トリー(小説) 〔ロングセラー書〕
フォレスト・カーター著 和田穹男訳 2001年11月 B6変形 ソフトカバー2段組 250頁 めるくまーる
ロングセラーを記録する、上記の「普及版」。ソフトカバーにし、2段組でページをおさえ、
軽くなった分、電車の中の読書など、携帯にも便利になっています。
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■リトルベアー 小さなインディアンの秘密 (小説)
リード・バンクス,L.作 渡辺南都子(わたなべ・なつこ)訳 高橋 由為子 絵
1995 240p 対象:小中 小峰書店
身長10センチもないアメリカインディアンの青年が、突然、現代のイギリスの少年オムリの前に
現れて、彼をすっかり魅了してしまう物語です。漢字にはルビが付いています。
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■リトルベアーとふしぎなカギ
THE RETURN OF THE INDIAN (小説)
リード・バンクス,L.作 渡辺南都子(わたなべ・なつこ)訳 高橋 由為子 絵
1995 224p 対象:中学生以上 小峰書店
もう一度リトルベアーにカギを手にしたオムリに、新しい旅がはじまった。世界13カ国で
愛されている、ハラハラ・ドキドキの傑作ファンタジー『リトルベアー』第2弾
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■リトル・ムーン インディアンの男の子 (絵本)
ナタリー・ドロシーエ絵 ヴィンフリード・ヴォルフ文 ながのゆうこ訳
1996年刊 30cm 28p 【対象:小初】 ほるぷ出版
リトルムーンはひとりぼっち。家族も友だちもいません。季節がかわり、村の人たちは、リトルムーンを残し
て出発してしまいました。小さな男の子がいくつかの出会いを通し、心やさしく成長していく姿を力強く描く。
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■鷲と少年 ズニ・インディアンに残された物語 南の巻
北山 耕平, 菊地 慶矩(作画) ハードカバー 44p 18x13cm (2002/04/01) ビイング・ネット・プレス
拾って育てた鷲に連れられて鷲人間の国に行き、羽をもらって空を飛べるようになった少年が、
死者の国に行って羽を失い、ボロボロの羽をもらってふるさとに帰るまでの冒険と試練の旅を描く。(「MARC」データベースより)
この他に同シリーズの本があります
■ますらお
■星の少年
■アシハヤ
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■忘れられた道 sold ある老インディアンとこころの旅 (小説)
ケント・ナーバン著 児玉敦子訳 1997刊 358p 縦19.5cm ハードカバー 講談社
ある日、電話が鳴った。それは、ある老インディアンから、自分が考えてきたことを本に書いてくれという
依頼の電話だった。こうして、老人と著者の旅がはじまった――。
インディアン文化は、なぜ白人文化から誤解され続けてきたのか? われわれが忘れかけようとしている
何かが、いま、老インディアンのこころの秘密とともにあかされる。(本書オビ文より)
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