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■ブラック・エルクは語る BLACK ELK SPEAKS
ジョン・G・ナイハルト著 阿部珠理 監修 宮下嶺夫 訳
2001年7月 312p 四六版 めるくまーる
絶版が惜しまれていた伝説の名著の新訳
一人の男に託された民族の夢(ヴィジョン) 槍のごとく胸をえぐる歓喜と哀傷の詩(うた)
…しかしその中にあって,本書は永遠になくならない唯一の本だろう。
……ここには,一人の人間が生きた時代,彼の民,家族,友人たちの声,
彼の喜び,恐れ,苦悩がありのままにある(本書「解説」より)
■リトル・トリー 〔ロングセラー書〕
フォレスト・カーター著 和田穹男訳 1991年初版 1999年68刷 B6ハードカバー 355頁 めるくまーる
久しぶりに感動だった。それも心の底の底からの。山から噴き出す清冽な湧水に身体から
心まで洗われた気がした。読み終わってすぐさま電話をとり、出版社に電話して20部注文した。
愛する人々に配りたかったからだ。(倉本 聰・本書オビのコメント)
■リトル・トリー〔普及版〕
フォレスト・カーター著 和田穹男訳 2001年11月 B6変形 ソフトカバー2段組 250頁 めるくまーる
ロングセラーを記録する、上記の「普及版」。ソフトカバーにし、2段組でページをおさえ、
軽くなった分、電車の中の読書など、携帯にも便利になっています。
■風のささやきを聴け 今を生きるインディア
チーワ・ジェームズ著
2000年9月初版 A5変型(19×16cm) 297p めるくまーる
現代のインディアンたちが語る、心に響くライフ・ストーリー。 本書は、アメリカとカナダの先住民にインタビュー
を行なって、それをまとめたもの。語り手たちのなかには、若い頃に虐待・いじめ・拒食症・アルコール中毒などに苦しみ、
どん底から立ち上がった人々もいれば、父母や祖父母から “何があろうと自分を恥じるな” “自分を知って、
それを誇りに思え” “成功とは、心からやりたいと思うことを見つけることだ” といった教えを授けられ、充実した
人生を送ってきた人々もいる。どのストーリーも、正直に自分の経験を語った素朴なものばかりだが、
人生で本当に大切なものは何か、子どもの「生きる力」を育てるには何が必要か、といったことをさりげなく教えてくれる。
(j-book紹介文より)
■俺の心は大地とひとつだ
WARDS OF POWER インディアンが語るナチュラル・ウィズダムU
ナーバート・S・ヒル・ジュニア編 ぬくみ ちほ訳 2000年1月31日刊 B6変形(18×13cm) 164P めるくまーる
力に満ちたインディアンの言葉。大地に根ざし、宇宙の摂理に従う生き方―― そこから
湧き上がる「声」には、魂を鼓舞する、<自然の英知>が宿っている。
「それでもあなたの道を行け」に続く、テーマ別編
■今日は死ぬのにもってこいの日
ナンシー・ウッド著 金関寿夫訳 フランクハウエル画 1995年刊 B6変形(18×13cm)ハードカバー 158頁 めるくまーる
宇宙の流れの中で、自分の位置を知っている物は、死を少しも恐れない。
堂々とした人生、そして祝祭のような死。ネイティブ・アメリカンの哲学は、我々を未来で待ち受ける。(本書オビ、中沢新一氏)
白人女性ナンシー・ウッドの詩集。世界中で多くの人に感銘を与え、広い世代に読みつがれている、
ロングセラー書です。
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それでもあなたの道を行け
インディアンが語るナチュラル・ウィズダム
ジョセフ・ブルチャック編 中沢新一(なかざわ・しんいち)訳 石川雄午(いしかわ・ゆうご)訳
1995年刊 1998年4刷 B6変形(18×13cm)ハードカバー 158p (宗教・民族・人類) めるくまーる
魂に響くインディアン達の「声」が収められた名著。この本は、たとえ遠くからでも、
あなたが目的地を見つけるのを手助けしてくれる、道路地図のようなものだ。もしも
あなたがその地図の読み方を知っているなら、あなたが探している土地へと続いてい
る道を、きっとたどることが出きるだろう。――ジョセフ・ブルチャックの序文より
【文学・資料集・写真豊富】
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老女の聖なる贈りもの
プリシラ・コーガン著 ハーディング祥子
(小説) 1999年 19.5cm 346p めるくまーる
結婚を経験した理性的な白人女性のセラピストと、夫の深い愛に生きたメディスン・ウーマン
の老女。対照的なふたりの出会いから始まる「「発見の旅」が、生と死と愛についての深遠な洞察へ誘う。
(本書オビ文より)
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グラス・ダンサー アーネスト・ヘミングウェイ賞受賞
スーザン・パワー著 小沢瑞穂訳(小説)1996年刊 A5判ハードカバー めるくまーる
世界10数か国で翻訳出版新進スー族女性作家の幻想物語。
翻訳しながら感動し、どんどん仕事が進んで最後は終わるのが惜しくなるような小説に出会う
チャンスはめったにない。本書は、ストーリーのおもしろさ以上に読む者のこころをわしづかみにする
ような力を秘めている。
■ジェロニモ(小説) ¥1,800〔税別〕
フォレスト・カーター著 和田穹男訳 1995年刊 B6ハードカバー 363p めるくまーる
「リトル・トリー」のフォレスト・カーターが描く、ネイティブ・アメリカン・ハードボイルド
48歳で作家デビューしたのち、4作品を残して急逝した、彼の最後の作品です。
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夜明けの少年 ナバホ少年の神話世界への旅
ローラ・アダムズ・アーマー 和田たかお+アキコ・フリッド訳 1998年発刊 300p めるくまーる
<ニューベリー賞受賞作>
「トルコ石の女」の伝説に誘われ荒野の少年は西の海をめざして冒険の旅にでた。
すきとおった心にこそ見えてくる、インディアンの美しい道。
【ナバホの民の日々の暮らしには、歌があり踊りがあり、感謝があり癒しがある。
自然の万物と霊を分かち合う人々の、おおらかな調和がある。】
■熱きアラスカ魂 最後のフロンティア・インディアンは語る
シドニー・ハンチントン著 ジム・リアデン編 和田穹男(わだ・たかお)訳
2000年5月刊 329P タテ20cm ハードカバー めるくまーる
アラスカ最後のフロンティア・インディアンが自らの波乱に満ちた生涯を語ったノンフィクション。
数々のエピソードとともに、極北インディアンの敬虔な態度や生活の知恵、時代の変化に適応していく
人々の姿をつぶさに語る。(図書館情報センター紹介文より)